今春、ジュネーブのホテルでブルガリが
コピー時計新作発表を行った際、もっとも注目されたコンプリケーションが展示会のため日本に上陸を果たした。その情報をキャッチし、今年オープンしたブルガリホテルで撮影することができた。
センターフライングトゥールビヨンとバタフライ分表示を持つ極めてテクニカルな機構に対し、蛍光グリーンの近未来的なデザインを融合させた「オクト ローマ ストライキング パピヨン トゥールビヨン」は、時の経つのを忘れて鑑賞できる一本といえる。着用すれば、ケースに使われたDLC加工を施したチタンとミドルケースのサファイアの軽快さが心地良い。ブラックと蛍光グリーンの中で唯一、白背景で強調された数字はジャンピングアワー。こうした厚みの出そうな機構を備えながらも、厚みを11.9mmにまで抑えた点は見事である。